今日も明るく、

  安心と信頼に包まれた

  医療をサポート致します。

 ごあいさつ

 
 医療法人厚仁会(旧肥後外科より数えて)は、発足三十三年をむかえました。これも一重に皆様の御支援、御協力によるものと存じます。
 
 当法人が開院した頃と比べると、昨今の医療界は冬の時代へと、突入してまいりました。
 この暗さの中で、光を見出したのが「プライマリー・ケアー」に立ち返ったことでした。
 医師は急性疾患ではない慢性疾患を診ながら、その人だけでなく、家の中の、精神的、心理的、または経済的な事まで良く考えてあげます。
 リハビリのことに触れながら生活指導もする、そして必要なとき、むしろ患者様の擁護者になって専門医に預けるという役割をするのです。
 抗生物質の発見と開発、麻酔の熟練、輸血の巧妙さといった医療技術の進歩が置き去りにし、ないがしろになっていた、「患者様の側に立つ気持ち」を取り戻させたのでした。
 医療界はこの「プライマリー・ケアー」で危うく曲がり角を曲がったかに見えます。わが厚仁会の三十余年の発展の歩みもこの軌跡でした。

 ところで「人の命は地球より重い」と言います。簡単な解り切った言葉だけに覚えやすいが忘れやすい言葉です。然しこれを忘れると、私達、医療従事者の職場は痛いシッペ返しにあいます。この言葉をしっかりと胸に畳み、発足以来の経験で貯えたノウ・ハウを活かして、皆様と手を組んで、地域医療に少しでも役立ちたいと念願しています。
医療法人 厚仁会 理事

肥後 田鶴子